今回の引っ越しで一番欲しかったのは白いソファでした。自分のくつろぎの空間を作りたかったんです。ごろんと横になってDVDを見たり、本を読んだり、前日お客様用に開けたワインがあれば、それを飲んだり。傍らに小さなサイドテーブルがあるのですが、そこにはお気に入りの絵本や写真集を積んでいて、いつでもパラパラめくれるようにしています。アンセル・アダムスの写真集、オズの魔法使いの飛び出す絵本、東山魁夷の画集など、開けばいつでもとびきりの気分にさせてくれます。また壁には自分で撮影したモノクロ写真なども飾っています。どうやら私は、自分の家がすごく好きなようです。外出していても、すぐに帰りたくなっちゃうんです。そして帰宅すると、家が「おかえり」と言ってくれるのが聞こえるんです(笑)。部屋はちゃんと想えば返してくれます。自分の居心地のいい空間をちゃんと提供してくれる。だから私も感謝してお掃除する。想いが通じ合っている、そんな気がしています。